アパートやマンションなどに「24時間換気システム」が設置されていることをご存じでしょうか。
24時間換気システムとは、窓の開閉をせずに空気の入れ替えを常時行う設備です。
今回の記事では、建物に24時間換気システムの設置が必要な理由について解説します。

▼建物に24時間換気システムの設置が必要な理由
■健康被害の防止
24時間換気システムにより常時換気することで、アレルギーの予防やシックハウス症候群の発生リスクを抑えることが期待できます。
シックハウス症候群は頭痛や喉の乾燥・目がチカチカするなどの症状が一般的で、家具や内装材に含まれる化学物質が原因で引き起こされる症状です。
常時換気が行われれば、原因物質が室内にとどまり続けることを防げるでしょう。
■住宅の耐久性維持
換気が不足すると、健康被害だけでなく住宅の耐久性にも影響が及びます。
特に気密性・断熱性が高い家では、湿気が外に排出されにくく結露も発生しやすくなるでしょう。
そのためカビやダニの発生だけでなく、シロアリによる被害が出ることも考えられます。
換気を適切に行うことで住宅の耐久性維持にも繋がるため、24時間換気は必要不可欠と言えるでしょう。

▼まとめ
建物への24時間換気システムの設置は義務付けられており、常時換気を行うことでさまざまな影響を防ぐ役割を担っています。
健康被害の防止や住宅の耐久性維持など、私たちの快適な暮らしのために必要不可欠な設備だと言えるでしょう。
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