電気火災の種類

query_builder 2025/05/01
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電気火災は、電気配線や接続部に問題が生じることで発生します。
電気を使用している場所はどこでも発生リスクがあるため、なぜ起こるのか知っておくと安心です。
そこで今回は、電気火災の種類について紹介します。


▼電気火災の種類とは
■トラッキング
トラッキングは、コンセントの電気配線部分にたまったほこりや汚れに湿気が加わることで発生する火災です。
湿気によってホコリや汚れが電気を通しやすくするため、配線やコンセントなどの部品が過熱して火災を引き起こす可能性があります。
■漏電
漏電は電気コードやケーブルの劣化により、通常の回路から電気がずれて流れるのが原因です。
漏電が発生すると、配線や接続部などが過熱して火災が起こります。
■過電流
過電流は、電気を使いすぎて許容電流を超えることです。
電気機器や電気設備に過剰な電力が供給された場合に起こり、過電流が続くと配線やコンポーネントが過熱して火災につながります。
■ショート
ショートは電気コードの絶縁部分がダメージを受けて無抵抗になり、大量の電流が流れることによって発生します。
通常、電気は絶縁された状態で流れますが、ショートが発生すると電気が直接接触することになるためとても危険です。
■接触部過熱
接触部過熱は、電気製品の接触部や電気配線が緩んで接触抵抗が増加し、熱が発生することです。
コンセントやスイッチなどの接続部分が緩むと電気の流れが不安定になり、接触部で熱が発生して火災を引き起こします。


▼まとめ
電気火災には、トラッキング・漏電・過電流・ショート・接触部過熱などの種類があります。
電気の使い方を見直し、電気火災を予防することが大切です。
『株式会社 大向電設』では電気工事に関する幅広いお困りごとに対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

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